ひりゅー先生、前回日本語教師になってよかったことを話してくれましたよね。私もう日本語教師になる気満々なんですが、日本語教師養成講座とか申し込んじゃっていいですか?
前回の内容 https://www.hiryu-tsubuyaki.com/日本語教師をやってよかったこと5選/
別にいいですけど、韓国で大変だったことも話したいんだけどなあ・・・・
えっ!大変だった話聞いたら、なんか決心が揺らぎそうなんですが(笑)
いい部分も大変な部分も、どちらも受け入れた上で決めることは大事ですよ。後から後悔しないように、聞いておいてくださいね!
授業の準備はそこそこ大変
まずは欠かせない授業の準備です。
基本的に授業の空いている時間や、土日に準備の時間を充てます。
なので最初はちょっと大変だと思います。
就職した学校が使っている教科書が初めて使うものであれば、一から準備をしなければなりません。
「みんなの日本語」のような有名なテキストであれば教案もついていたりします。
でも学校オリジナルの教科書だとそれは期待できないことが多いです。自分の担当の教科書が一周するまで頑張りましょう。
※ちなみに私は最初から担当3クラス、学校オリジナルの教科書3種類でしたので、結構準備が大変でした^^;
しかし教科書が1周してしまえば、2週目以降は少しずつ直すだけなのでだいぶ楽になると思います。
行き詰まったら職場の先輩に聞いてみましょう!
\日本語教師をめざすすべての方に/「NAFL日本語教師養成プログラム」契約期間は1年更新が多い〜E2ビザ取得、専任講師として〜
こちらは大体1年更新が多いです。
問題なければ2年、3年と更新されていきます。
1年に一度程度ですが、韓国の入国管理局に行ってビザ更新の手続きをしなくてはなりません。
またこのご時世ですので、学校から残念ながら来年は契約が延長できないと言われることもあります。
その場合は食い下がるのも良いですが、ビザの関係もありますので、早めに就職活動に動き出したほうが良いと思います。
同時に契約更新の時期が近づいたら、来年の更新について自分からも確認するようにしましょう。
やっぱり気になるお給料〜待遇は?将来性はあるの?〜
私の場合は時給が1200〜1300円でした。
1コマ60分程度でしたので頑張って月20万円くらいでしたね。
たまに月によって土曜日に担当することもあったので、その場合は生徒の数に応じた歩合制度でした。
昔ほどでないにせよ韓国の物価は日本よりまだ若干安いです。また出前のシステムや食堂もたくさんありそこそこ安いので、1人で暮らす分には十分生活していけると思います。
ただ私の学校では家賃補助はありませんでした。また住む場所も自分で探さないといけませんでしたので、韓国人の友達に手伝ってもらいました。
また人によっては土日や終業後にプライベートで教えている方もいる場合があるので、気分を変えて個人レッスンをしてみるのも良いと思います。
先生!と言われすぎる油断・・・〜常にスキルアップも必要〜
これはあくまで個人的な意見になります。
日本語教師に限らず何か教えている職業についている人は常に、「先生!先生!」と呼ばれます。
自分が若くても一回り以上年上の人にも「先生」と呼ばれる訳です。
それが当たり前になってくると、何か自分が偉くなった気がするんです(笑)
私が未熟なだけだと思うんですが、「先生」という仕事に溺れて、なんとなく気の緩みが出てきたり、向上心がなくなってきたり、態度が大きくなっているような気がしたんです。
ですので常に謙虚に、生徒に対する気遣いなどを忘れないようにしたいですね。もちろん教える上で厳しくすべき時はそうしています(笑)
所作に気をつけましょう〜海外で働く楽しさ難しさ〜
毎日たくさんの生徒と接していると、当然ですが顔を覚えられます。自分のクラス以外の生徒にも顔を覚えられるわけです。
そうすると自分の気づかないところで、生徒に見られていたりします。特に先生という職業は信頼関係も大事です。それは生徒との信頼もそうですし、所属する学校との信頼関係も勿論です。
私が韓国にいた時は、やはりとても楽しくて、韓国人の友達とソジュを飲みすぎて、東大門市場で土下座したまま動けなくなった事があります(笑)もし生徒に見られていたら、先生としてかなりまずいですよね^^;今なら拡散されちゃうかもしれません。
海外にいると特に楽しくなったり、ハメを外してしまったりすることもあります。外国とは言え、社会人として最低限のマナーを守るようにしましょう(・・・と、自分に言い聞かせています)。
そっか〜日本語教師に限らず、自分は社会人なんだって意識を持つ事が大事なんですね!
そうです。どこの国に行ってもお給料をもらっている以上、責任を持って仕事をしましょう。確かに海外で働くと、言葉の問題や文化の違いで、日本にはない大変なこともあります。
先生、私はそれ多分楽しめるタイプなので大丈夫だと思います!
いいですね!でもみんながみんなそうとも限らないので、同じ学校の先生やS N Sなどで仲間を探して、楽しい日本語教師ライフにしてくださいね!
はい!頑張ります!
※この内容は私が韓国に滞在していた時期の内容になります。現在の状況とは異なる部分もあるかもしれませんので、ご了承ください